オススメのアクアリウム用ネット 「しなり」

今回は僕が水槽からお魚を掬うときにメインで使っている、オススメのネット(網)を紹介します。スドー スリムネット しなり シリーズです。 色々試しましたが、ダントツに使いやすいです。
熱帯魚やメダカなど、小型魚の飼育を始める方が、とりあえず一個アミを買うとしたら、「しなり」をオススメします。
サイズはMかLが使いやすいです。

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感想(1件)

「しなり」の何がいいか?

メーカーがアピールしている特徴としては、柄の部分が適度にしなるため、水槽壁面にしっかりとフィットして魚が掬いやすい・・・
ということなのですが、この点は実際使ってみた感想として、確かにイイ!と感じます。
しかしこのアミはしなるという利点をを除いても、非常に使いやすい優秀なアミなんです。

これはスドー メダカの角網(小)浅型。「しなり」の浅いバージョンで、メダカだったらコレも使いやすいです。

この「しなり」のいいところを、紹介していきますね。

壁面にフィットするため魚を逃しにくい

一般的なアミの場合、フレームは壁面にフィットしづらく、小さな隙間ができやすいため、魚がそこから逃げてしまうことが多々あります。
逃げるだけならまだ良いのですが、気を付けていないと魚が隙間に挟まった瞬間に力を加えてしまい、体表を傷つけてしまうという事故が起こります。
「しなり」の場合、壁面に隙間無くフィットするので、魚を逃しにくく、挟んでしまう事故が起こりにくいような気がします。

魚から見えにくく掬いやすい

またこの「しなり」のネット部分の素材は、どうやらお魚たちには見えづらいようです。

一般的な細目タイプのアミとは、魚たちの警戒の仕方が明らかに違います。
人に慣れている魚だと、逃げることなくアミの中に入ってくれます。

一方、細目タイプのネットは、お魚には良く見えるようで、水槽に入れた途端、警戒モードに入ってしまいます。
魚をアミで追いかけまわしてやっと捕まえる・・・なんてことになりがちです。
あまりムリに追いかけまわすと、魚に大きなストレスになりますし、砂利や障害物に体を擦って傷ついてしまうこともありあます。
何より一度警戒されてしまうと、必死で逃げ回ったり隠れたりするので、非常に掬いづらくなり、効率も悪いです。
網の目が細かいので、掬いあげる時のダメージは少ないはずなのですが、こうなっては元も子もありません。

ちなみ粗目タイプのネットは魚からは見えにくいようで、とても掬いやすいです。
ただし目が粗いので魚へのダメージが大きくなります。
「しなり」は網の目が適度に細かいので、粗目ネットよりもお魚には優しいでしょう。

水中での抵抗が少なく取り回しが良い

「しなり」は細目のネットに比べると水の抵抗が少ないため、水中での取り回しが良いということもポイントです。
魚を掬う際や、水草を切ったときに出る小さな破片などを集める時などにも、ストレスなく作業できます。

「しなり」に一つ難点があるとすれば、ネット裏面のに少し網の余りがある事でしょうか。
僕は特に気にならないのですが、どうしても気になる方はハサミでカットするといいと思います。