屋外ビニールハウスの水草栽培水槽にヒーターを設置してみた。

※屋外でヒーターを使用することは、メーカーは想定していません。
決して真似しないでください。

屋外でもヒーターの効果はあるのか実験してみた

12月中旬から、随分と冷え込んできましたね。

幸い日本の比較的南側に住んでいるので、何もしなくてもハウス内であれば冬を越せる水草は結構あります。
ですが低気温が苦手な水草は、12月に入り既に枯れ始めているものもあります。

できるだけすべての水草が、なんとか冬が越せるように、ヒーターを設置することにしました。

ビニールハウスといっても、夜間は外気温と変わらない程に低下します。
いかに気温の低い夜間を乗り切るかが、越冬のカギとなるでしょう。

栽培水槽の大きさは、大体3000×700×200といったところでしょうか。
水量は、通常200リットルくらい入っていると思います。

ヒーターは150Wのものを使用。

屋外で、しかも水量のことを考えると、パワーが足りないでしょうが、まずはこれで試してみましょう。

当然ですが、水中ポンプで水槽内の水を循環させています。

ビニールを被覆してトンネルにしています。
ヒーターで温めた水と空気を、なるべく閉じ込めるためです。

 

もう1つ別の栽培水槽には、試しにトンネルなしで200Wのヒーターを設置したところ、水槽から湯気が出ていました。

ヒーターを付けてなくても、寒暖差が激しい日は勝手に湯気が出るんですけどね。

ヒーターの効果は?

12月中旬。

まず、日中のハウス内の気温です。
そこそこ日が出ている日は、30度は超えます。

夜9時、ハウス内は気温は大体7.5℃。

ハウスの外も同じくらいの気温でした。

この日は比較的暖かい日でしたね。

ビニールトンネルの中はというと、12℃でした。

もうひと頑張りしてほしい感じはあります。

水温はというと、18℃

水温に関しては思ったより頑張ってくれてます。

明け方どこまで耐えてくれるか分かりませんが。

それにまだまだ冬はこれから。
さらに寒さが厳しくなります。

ですが水温をここまであげられるということは、もっと気密性を高めれば、
気温ももっとあげられそうです。

保温力が高い、プチプチみたいなビニールもあるので、それに換えようかな。

思い切って、中空ポリカでフタをしてしまってもいいかもしれません。
暑い日の蒸れには注意しなければいけませんが、断然保温力が違ってくるでしょう。

トンネルの素材をプチプチに変えてみた

プチプチみたいなやつ。

ビニールハウスの内張り資材「エコポカプチ」という商品です。

去年はハウスごと暖かくしようと思って、本来の使い方の、ハウスの内張りとして使用しました。

ハウス全体を暖房で温めるのは効率が悪く光熱費がものすごくかかります。
温めるべきところだけ保温する、というのが今年の実験です。

空気が入り込むすき間ができないようにした方が、当然保温効果はアップするでしょう。

中はこんな感じ。

撮影時は12月下旬、深夜0時。

寒波がやってきて、ハウス内気温は2℃まで下がりました。

家の軒下に置いてある温度計は3℃。

なんとハウスの方が気温が低い。

さて、トンネルの中です。

前回よりかなり気温が下がっていますが、
プチプチトンネルの中は10℃を保っていました。

保温効果、大幅アップです。

あっそいう言えば、前回よりトンネル長さを延長して、3mの水槽を2つ分覆ってます。
ヒーターは150w一本のままでした。

前回よりも不利な状況で、これだけの効果があったということですね。

もう一本ヒーターを入れて実験しなければ。
今度また試しましょう。

水草に限らず応用できそう

高湿度に耐えられる観葉植物や野菜なら、このやり方で冬でも低コストでハウス内栽培を楽しめるかもしれませんね。

冬を越すのが難しい植物でも、この方法なら冬越しが成功できる可能性は十分ありそうです。

これからもいろいろ試していきます。