ニューラージパールグラスの育成記録 

ニューラージパールグラスとは

ゴマノハグサ科の水草で南米原産です。

前景草の中でも育成しやすく、初心者にもオススメしやすい水草です。

簡単といってもCO2添加をしておかないと、少しむずかしいかな、とは思います。
できなくはないんですけどね。

また、ソイルを使った方がいいです。

水換えはマメにやってあげた方が調子が良くなります。

 

キューバ・グロッソよりもかんたん

葉の印象が似ているキューバパールグラスに比べると、育成が簡単です。
キューバよりも葉は一回り大きく、丸い形をしています。

キューバの方で育成が上手くいかなかった場合は、ニューラージを試してみるといいと思いますよ。

また、前景草の定番として、グロッソスティグマがありますが、育成環境によっては、上手く這わずに徒長してしまう事がよくあります。
ニューラージは這う傾向が強いので、こういったことも起こりません。

そんなわけで、育成の難しいものが多い前景草の中でも、かなり扱いやすい部類であるのは間違いないと思います。

ニューラージよりも育成が簡単な前景草というと、長期的な維持がしやすいヘアーグラスでしょうか。

 

育成記録

ニューラージパールグラスで水草水槽を立ち上げたので、記録していきたいと思います。

育成環境

  • 水槽:60㎝水槽
  • フィルター:エーハイム2213
  • ライト:テクニカ LEDライト60 クリアー(8時間照射)
  • ソイル:プラチナソイル
  • 水温:22℃で管理
  • CO2添加有り(途中から)

ニューラージの水上葉を植えた

60㎝水槽セットと同時に、
自家栽培したニューラージをたくさん植えました。

枯れてきた

植えてから約10日後、ニューラージが枯れていきます。

植えたニューラージの状態があまり良くなかったのも原因としてあるようです。

成長に必要なエネルギーが蓄えられていなかったのかもしれません。

水草の葉が溶けると、水がかなり汚れてしまいます。
コケの発生を助長することになるので、しっかり葉をネットで掬ったり、水換えをして対処します。

ただ、根本の方から水中葉の新芽が出ています。

CO2添加を始める

CO2なしで育成するとどんな感じかな、と思ったので最初は添加なしで育成してました。

ですが成長がかなり遅いので、しびれを切らしてCO2添加を開始です。

緑藻が発生

約3週間後、コケに覆われてしまいました。

水草水槽をセット初期は、大体このようにコケが出てしまいます。

ミナミヌマエビを20匹程入れていて、一時はコケ取り効果がかなりあったのですが、

次第にコケの発生する勢いに追い付かなくなっていきました。

特に対処はしませんでした。

時機に勝手にバランスが取れて収まるとみて、放置です。

汚れが溜まったら吸い出そう

フンなど、汚れがかなり溜まっている部分がありましたので、プロホースで吸い出して掃除しました。

ニューラージはこのような汚れを好まないと考えられるので、水換えのついでにソイルの表面を掃除しておきましょう。

やらない人が多いですが、ソイルだって汚れ吸い出し掃除必要ですからね。

コケが勝手に少なくなってきた

ニューラージ植栽から約1か月後、特に何もしていませんが、緑藻がだいぶ減ってきました。

ちなみに水換えはかなりさぼってました。
ほとんど足し水くらいです。

水換えを好む水草と言われていますが、あんまり水換えし過ぎるのも良くないかなと個人的に思ってます。
水道水の質によりけりでしょうけど。

やっとニューラージ成長のスイッチが入る

植栽から約1か月と1週間、写真ではわかりにくいですが、やっとニューラージの成長し始めました。

まだコケが残っていますが、減少傾向にあります。
これから、徐々に無くなっていくでしょう。

最初の数週間はCO2添加なしで様子を見ていたのが良くなかったですね。

CO2を添加し始めてからは、一気に調子が上がりました。

 

随時更新していきます。