ベアタンクで繁殖するビーシュリンプ

ベタンクでビーシュリンプが繁殖

行き場を失い持て余した黒ビーをエアレーション無し・ベタンクのトロ船に入れていたところ、気づいたら繁殖していたようで、
稚エビをちらほら見かけるようになりました。

もともとメダカが入っていて、だいぶ水がこなれていたためでしょうか。
親エビも稚エビもせわしなくツマツマしてるので、状態は良さそうです。

右下に稚エビが見えます。

ビーの繁殖には、水中の栄養分が重要ということなので、
魚を適度な期間育成していたのが良かったのかな?

こなれた水で定期的な追肥をし、水換えとマツモなどの水草によって養分をうまくコントロールできれば、
ベアタンクでも長期的に繁殖可能と見ました。
言うのは簡単ですけど難しそうですね(笑)

エビの繁殖で思い出したこと

ビーシュリンプとは違うのですが、思い返せばミナミヌマエビが爆殖してる水槽って、こんな共通点がありました。

  • 一緒に小型魚がやや過密に飼育されている
  • 飼育者が餌を過剰にあげている(プラティが大繁殖していた記憶があります)
  • 水草がたくさん植えられていて、かつ勢いよく成長している(たまに固形肥料も埋めたりしてました。)
  • 高光量のライトを使用・又は強い日光が差し込む
  • 底床が砂利

水草がどんどん繁茂している水槽では、多くの場合魚が過密に飼育されていて、飼い主の方が、こちらがびっくりするほど餌をあげていたりします(笑)
立ち上げから数か月目までのアマゾニアなどを除き、
水草水槽で主流のカリウムメインの施肥では、水草に必要な養分が十分に供給されないのでしょう。
想像以上に窒素・リンを供給しなければいけないということですね。

あくまで僕の想像ですが、
水草が健康的に育つ程度の養分・光が、エビの生育においても重要で、
水草の栄養吸収が富栄養化を食い止める緩衝材となっていたのかもしれません。

と、ふと思いました。

とにかく実験してみるしかないですよね。