ヘアーグラスの水上栽培

ヘアーグラスの水上栽培の様子

学名はEleochalis acicularis。
カヤツリグサ科です。

日本にも分布していて、マツバイと呼ばれています。

画像はヘアーグラスショートという品種です。
ヘアーグラスよりも丈が短く、小型水槽でも扱いやすい品種です。

ヘアーグラスは前景草の中でも、かなり育成しやすい水草です。
また、水上栽培においても、育成はとても簡単です。

乾燥にも割と強く、虫の被害も受けずらいです。

日本にも自生していることから、簡単に冬越しさせることも可能です。

横に広がらないヘアーグラス。

植え込むときは、ある程度の塊で植えてもいいのですが、用土の粒が大きいと、なかなかランナーが横に広がってくれないことがあります。

最初に植えこんだ周辺だけ密度が高くなってしまいます。
なので、用土は細かい粒のものがいいでしょう。

使い古しのソイルなどは、適度に粒がつぶれているので、ヘアーグラス栽培にはちょうどいいでしょう。
その場合は植えこむ前にソイル固形肥料を埋め込むようにします。

また、粒が大きい場合でも、ヘアーグラスを数本単位に細かくばらして、まんべんなく植えると、きれいに生えそろってくれます。