水草に付くアブラムシ。
本当に気持ちが悪いですよね。
やつらは室内であっても、どこからともなくやってきます。
今回は水草に付くいや~なアブラムシについてまとめていきたいと思います。
もくじ
アブラムシにやられやすい水草
特にアブラムシにやられやすいのはアナカリスやマツモなどの柔らかい水中葉が水面から露出している部分です。
体長3cm以上の雑食性の小型魚が入っていれば、水草をゆすったりシャワーをかけることで水面に浮かせたアブラムシを食べてくれますが、そうでない場合は対処に困ります。
メダカの稚魚水槽に浮かべたマツモなんかに付くと厄介ですね。
なんどもアブラムシがやってくる場合は、水草を取り除くか、底床に植えてしまいましょう。
水上葉で特にアブラムシに侵されやすい水草は、ハイグロフィラやニューラージパールグラスでしょうか。
対処法は?
農薬を使わないことが前提になるかと思いますので、基本的には水没させてアブラムシを取り除くしかありません。
ビオトープの場合は雨に当たる場所の方がアブラムシは付きにくいでしょう。
水上栽培や「ミスト式」の天敵
水草愛好家の中で「ミスト式」と呼ばれている育成方法があります。
水槽の中に水を張らずにソイルが湿る程度にとどめ、ラップをして湿度を保った状態で育成する方法です。
この状態のまま数週間から2カ月程度育成し、水草がそれなりに繁茂した段階になれば水を張り、魚を入れて従来の水草水槽と同様に管理を開始します。
水草立ち上げ初期のコケの大量発生を回避することができるので、近年広まってきている方法です。
画期的な「ミスト式」ですがこの育成方法を行うと、どこからともなくやってきたアブラムシに侵され、
水草の成長が阻害されてしまうということが、割とよく起こります。
直ぐに水草に深刻なダメージが加わるということは無いのですが、アブラムシがびっしり水草に付いていたら、気持ちが悪いですよね。
アブラムシを発見した場合は、水を張り、数十分ほどつけておくことで、アブラムシが水面に浮いてます。
屋内の方がアブラムシが付きやすい
その理由は3つあります。
①蛍光灯に集まる習性がある
アブラムシは蛍光灯などの照明に引き寄せられる習性をもっているからです。
照明が無くても付くことはもちろんありますが、経験上明らかに照明を当てている水槽にアブラムシが付きやすいです。
LEDよりも蛍光灯の方が寄ってきやすいような気がします。
②光量が不足して水草の抵抗力が弱くなっている
肥料が不足したり、光量が足りなくなって水草が弱ると、アブラムシにやられやすくなります。
③雨が当たらない
定期的に雨が水草に降り注ぐことで、ある程度アブラムシを洗い流す効果があるようです。
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