ウォーターローンの水上栽培をやってみます。
育成方法
![](https://i1.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8011-300x225.jpg?resize=300%2C225)
完全に水上で育成するよりも、水没状態の方が成長が早いという情報もあったので、
間をとって高湿度の状態で育成することにしました。
ミスト式と呼ばれる育成方法に近いですね。
今回は常時エアレーションをしてみることにしました。
空気を送り込むことによって、熱がこもり過ぎるのを防ぎ、常に新鮮な空気を送り込んでやろうという考えです。
![](https://i0.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8004-300x225.jpg?resize=300%2C225)
ウォーターローンの水中用をポットに小分けにして植え込みました。
育苗用のトレーを水槽に設置し、その上にポットを置きました。
水位は、ポットに水が1cm程浸かるくらいで維持してみます。
ウォーターローンに限らず、あまり水位を高くすると失敗することが多いので。
この水位でも湿度が高いので十分でしょう。
用土が乾く気配はありません。
![](https://i1.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8040-1-300x225.jpg?resize=300%2C225)
日中暖かくなると、若干蒸れます。
夏場は遮光が必要ですね。
ライトですが、窓際に置いて日光が入るようにし、さらに横から植物育成用のLEDを照らしています。
![](https://i1.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8005-e1544784125477-225x300.jpg?resize=225%2C300)
こんな感じで光が窓から差し込んできます。
![](https://i1.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8035-300x225.jpg?resize=300%2C225)
怪しい光。
このライトは植物の状態が観察しにくいのが難点です。
中国産の謎のライトですが、ちゃんと育ちます。
用土は新しいソイル(プラチナソイル)と、使い古したいろいろ混ざってる用土の2種類で実験します。
スペースが余ったので、ミクロソリウム・ウェンディロブとアヌビアスナナ、ホシクサsp.ポラリスも入れてみます。
成長過程
植え付けから約1週間後
![](https://i0.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8037-300x225.jpg?resize=300%2C225)
ちょこっとだけ成長したように見えます。
新芽が出てるような・・・
とりあえず枯れていくような様子は今のところありません。
2週間後
![](https://i0.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8111-1-300x225.jpg?resize=300%2C225)
水上葉を出し始めました。
これから勢いが出てくるとうれしいのですが。
水中葉よりも葉が短く、太いですね。
順調に成長しています。
3週間後
![](https://i0.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8169-1-300x225.jpg?resize=300%2C225)
だいぶ水上葉が出ましたね。
成長スピードに勢いが出始めたような気がします。
![](https://i1.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8170-1-300x225.jpg?resize=300%2C225)
細いランナー?が伸びて、そこから葉が出てるのが観察できます。
ウォーターローンってこんな感じで増殖していくんですね。
ちなみに、新しいソイルで植えたやつを全然アップしてなかったですね。
今のところ、使い古しの用土と大して成長のスピードは変わらないです。
5週間後
![](https://i1.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8269-300x225.jpg?resize=300%2C225)
ボリュームが出てきました。
よく見ると地下茎をたくさん出しているのがわかります。
なかなか成長が遅く感じましたが、土中の見えない部分は着実に成長しているようです。
ここまでくればポットを覆いつくす日も近そうです。
![](https://i2.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8270-300x225.jpg?resize=300%2C225)
用土を目いっぱい入れたために、ポットからはみ出すように成長しています。
はみ出したものが、今後どのように成長していくのか楽しみです。
ウォーターローンの捕虫嚢
![](https://i1.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8284-300x225.jpg?resize=300%2C225)
ポットの底から、捕虫嚢がはみ出してきました。
あまり観察する機会が無いので、ありがたいですね。
それなりに深く根が張っているようです。
1か月と3週間後
![](https://i1.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8374-300x225.jpg?resize=300%2C225)
ほとんどポット全体まで広がりました。
ちょこん、と植えた場合は鉢いっぱいになるまでに2か月はかかるようです。
![](https://i2.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8369-300x225.jpg?resize=300%2C225)
少し早いですが、大きな鉢が家にあったので、植え替えてしまいました。
ミミカキグサの仲間はピートモスが適しているということで、
それに倣ってピートモス主体の用土にすることに。
使い古しのソイルや赤玉土も混ぜました。
![](https://i1.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8379-300x225.jpg?resize=300%2C225)
そして、新設したプレハブ温室に移動しました。
まだ寒いので、水槽用のヒーターを入れてます。
植え替え後は、どんなふうに育ってくれるか楽しみです。
2か月と1週間後
![](https://i0.wp.com/aqua-naotaro.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_8432-300x225.jpg?resize=300%2C225)
当初小さな素焼き鉢に植えたものは、ぎっしり綺麗に育ってくれました。
実験結果はこの記事内で随時更新していきます。
最近のコメント