60㎝水槽で山岳風水草水槽をつくってみた

最近は水上栽培で水草を維持するばかりだったのですが、
久しぶりに水草水槽のレイアウトを制作しました。

例のごとく制作過程を写真に撮るのを忘れてまったので、制作工程はありません。

山岳風のレイアウトを制作

いきなりですが石組と水草植栽完了。
最初からこれだけの密度を植栽できるのは、水上栽培をしている特権ですね。
買ったら結構な額になりそうです。

水を入れていきます。

にごってますが時機に透明度が増していきます。

使用した石はADAの龍王石です。
水草は後ろの方にキューバパールグラス、前面にニューラージパールグラス・ヘアーグラスショートを植栽しました。

ソイルはプラチナソイルのパウダー。
今回は使用しませんでしたが、できればもう一段小さい粒のスーパーパウダーを上からかけた方が、見た目もいいですし水草も植えやすいと思います。

水槽の後ろから見ると、かなり高く盛り土をしているのがわかります。
60㎝水槽だと、奥行きが30cmとあまりないので、この高さを出すのは通常は難しいです。
今回はちょうどいい細長い親石が2つあったので、それにいくつかの石を組み合わせて、高さを出すことができました。

このような組み方をして石の固定が甘いと、
何かの拍子に石が倒れて水槽が割れる事故になりかねないので、そこは気を使って石を組みしっかり固定してやります。

こういった山岳風のレイアウト作るコツは、
ソイルを入れるための器を作っていくイメージで石を積み上げるということです。

ソイルの流出を防ぐため、石の隙間に折り曲げた鉢底ネットを差し込んでいます。

使用したライト

テクニカLEDライト60クリアーを使用しました。
最強の水草育成用ライトです。

めちゃくちゃ明るい。
造りもかなりしっかりしてます。
そのかわり値段も結構します。

 

横からもライトを当ててみる

テクニカのライトだけでも光量は十分なんですが、
訳あって早く成長させたかったので、横からも強力な植物育成用のLEDを照射してみました。

生体が入っていると、横からの強力なLEDは目に害がありそうなのでやめた方がよさそうですね。
今回はしばらく生体なしで管理する予定です。

以前アマゾンで買ったやつです。
45Wで結構明るいっぽい。
水耕栽培や多肉植物の室内栽培に使うみたいですね。

横から見ると異様な光景です。

炭酸水を直接入れてみる

前述しましたが、早く見栄えのある状態にまで水草を成長させたかったので、
横からのLED照射に加えて、二酸化炭素を供給するために炭酸水を直接入れてみることにしました。

CO2の装置をセットするのがめんどくさかったのもあります。笑

生体はしばらく入れる予定はないので、気にせずドボドボと入れてしまいます。

量は適当ですが、大体1日に200~300mlは入れてます。
回数は1回か、時間が合えば2回に分けて入れてます。

炭酸水を入れると、数十秒ほどで水草が光合成による気泡を沢山出しはじめます。
入れてから数時間後に見ても、気泡はたくさん出続けていました。

意外と二酸化炭素のロスは少ないのかな?
CO2供給という面では、結局水換えしてるのと同じですもんね。

 

強制添加の場合はCO2濃度が上がるのに意外と時間が掛かってて、
いきなりCO2の濃度をあげた方が逆に効率いいとか?

実はCO2を少しずつ添加し続けることは必須ではなく、
一時的にでも高濃度の状態を作ってあげれば、水草の成長促進に十分な効果があるとか・・・?

なんていろいろ考えてしまいますね。
しばらく実験して試してみましょう。

なんか炭酸水育成、よさげな感じです。
けっこう実用的な方法だったりして。

セットから2日目

がっつり水草が浮いてます。

一塊が大きすぎたせいなので、細かくちぎってから植え直しました。

4日目

1/3水換えをしました。
ニューラージは少し成長し、這うように段々横に倒れていってます。