浮き草の増えすぎに注意!メダカやエビが酸欠で死んでしまう。

こんにちは。

暖かくなると、ホテイソウなどの浮き草が、勢いよく育っていきます。
水槽にメダカなど生体がそれなりの密度で入れておけば、あっという間に水面を覆いつくすはずです。

この増えすぎた水草を放置して、僕は何度か失敗したことがあります。

捨てるのはもったいない気がするけど

浮き草などの水草が増えすぎると、どうしたらいいか困ってしまいますよね。

捨てるのはもったいないしなー・・・

処分するのもめんどくさい・・・

また今度でいいか!

放っておくと、大変なことになります。

大事なお魚たちが酸欠になってアッと今に全滅してしまいますよ。

この失敗は、メダカの屋外飼育をしたことがある人なら、多くの人が経験しているのではないでしょうか。

浮き草・アナカリスなど水草を含め、水面の大半を覆うほど繁茂すると、水槽内が酸欠状態になってしまいます。

心を鬼にして水草をどんどん間引こう!

捨てるのがもったいないとか、めんどくさいと思ってはいけません。

思い切って間引いて、捨ててしまいましょう。

多くても水面の1/3を覆う程度までにします。

どうせまた増えるんですから。

ただしすべて捨ててしまうのは、一気に水が富栄養化してしまう可能性があるのでやめましょう。
特に生体の密度が高い場合は、水草によって水質のバランスが取れていることが多いので。

水中の汚れ(窒素やリンなど)を吸収して水草は育つ訳ですから、増えすぎた水草を間引くことは、水替えをしている事にも等しいと考えてみると良いかもしれません。
増えた水草は心を鬼にしてどんどん間引く!

これが鉄則です。

勝手に侵入してくる水草には注意

新しく水草を入れた際に、勝手に入り込んでくるアオウキクサ。
小さいので一度入ると根絶するのが困難です。

増殖スピードも早いので、うんざりしてしまいます。
網でできる限り取り残しの無いように、掬ってしまいます。

あとはアカウキクサもどこからともなく入り込みます。

増えすぎたら怖い浮き草だけど

浮き草が水質を安定させていることは間違いありません。
浮き草などの水草を使って簡単に水質浄化させられることが、屋外飼育の利点の一つだと思います。

しっかりと浮き草が増えた場合のリスクを把握したうえで、うまく付き合っていくことが大切です。