メダカを屋外で飼育していると、雨が降りこんで厄介ですよね。
大雨で水槽の水が溢れて、大切なメダカたちが流れてしまうなんて事故が起こったら大変です。
軒下などに置ければよいのですが、水槽の数が多い場合はそうはいきません。
できれば屋根を付けてあげた方が良いのですが、結構お金と手間がかかってしまいます。
そこで今回はお金のかからない、簡単な雨対策をやってみたいと思います。
ちなみに雨が水槽内に大量に入り込んでしまうと、一気に水質が酸性に傾き、メダカが死んでしまうことがよくあります。
雨が入り込むのを防いであげるに越したことは無いのですが、
どうしても雨が降りこんでしまう場合は、必ず牡蠣殻を水槽内に入れてあげます。
僕は屋外飼育だと牡蠣殻必須だと思ってますので、まだ入れてない方はぜひ試してみてください。
かんたんな雨の対策とは?
方法はいたって簡単。
タオルなどの布を水槽の縁に渡すだけ。
毛細管現象によって水を水槽の外に染み出させます。
いらなくなった古いタオルなどの布を使います。
今回はタオルが無いので倉庫から10年以上前の古着のTシャツを引っ張り出して、有効活用することにしました。
当時の自分の服のセンスに戸惑いながら、Tシャツを適当に折りたたみます。
Tシャツ一枚分ですから、結構な水量を逃がすことができるんじゃないかと思います。
あまり見た目は良くないですが、これでそこそこの雨でも問題ないでしょう。
風で飛ばないように洗濯ばさみなどで、水槽の縁に固定しておくとよいです。
布に水を染み込ませるとポタポタと雫が滴り始めます。
梅雨の時期はこれだけでは間に合わないと思いますが、ひとまずはこれで良しとします。
さて、雨はメダカ飼育の大敵ですが、最近は良い面もあるんじゃないかなと思い始めてます。
雨を水替えの代わりにできる?
牡蠣殻を多めに入れておけば、雨が水替えの役割になるんじゃないかなーと思ってます。
かつ、水量も必要でしょうね。
小さなトロ船やプランターなんかだと難しいかもしれません。
最近は一番小さな水槽でも100L 以上はあるものを利用しているので、そういった場合はいけると思います。
さすがに全く変えない訳にはいかないでしょうが、数カ月水替えをしなくても全く問題ない水槽もありましたので、
あながち間違いではないと思います。
あと底に溜まったフンや有機物はたまに取り除く必要がありますけど。
水槽の数が増えてくると、真面目に水替えをしていたら大変な重労働になります。
なるべく手間のかからない方法で、自然現象を利用してやっていきたいですね。
昨年の経験上、手ごたえはあったので、
今年はなるべく雨を利用する形で管理をしていきたいと思います。
最近のコメント