【エアーの分岐】ブロアーと塩ビパイプを使った配管の方法

水槽の数が増えてくると、エアーの分岐がごちゃごちゃとしてしまいがち。
また、エアーの流量が足りずに、新しいエアーポンプをいくつも買ってしまったり。

そんな時は思い切ってブロアーを買って、塩ビパイプで分岐させて、配管をスッキリさせてしまいましょう。

ブロアーのエアーを分岐させよう

方法はとっても簡単です。

塩ビパイプにドリルで穴をあけます。

この時なるべくまっすぐ穴を開けるようにします。
斜めに穴をあけると、コックがまっすぐ入りません。

穴に一方コックをねじ込みます。これも、ねじ込むときにコックが歪みやすいので、まっすぐ入るようにします。

 

仕上げにペンチでぎゅっと閉めます。

これでOKです。
水ではなくエアーの配管ですから、そこまで厳密に密閉性を考える必要はありません。

一方コックを傷つけたくない場合は、布を当てればいいでしょう。

あとは、自分の好みの感覚で穴をあけてコックを接続していきます。

 

パイプの接続部分は、接着剤で固定してもいいですが、後々分解したり増設することも考えて、
ビニールテープなどで固定するといいです。

固定しなくても圧力が大したことなければ使えるんですが、ちょっとした衝撃で外れやすいです。
トラブル防止のためやっておいた方がいいですね。

エアーの配管がスッキリするとはかどる

メダカを育成する場合は、臨機応変にエアーの量を調節しなければなりません。

水槽とコックが近い位置にあると、気が付いたときにパッと行動できます。

汚くてすみません。

水槽をたくさん並べるときは、自分の好みの間隔でコックを配置するとメンテナンスもはかどります。

ブロアー設置時の注意点

エアーポンプと同じく、水槽の水面の高さよりも上に設置します。

これは、ポンプが止まった際に水が逆流する恐れがあるためです。

故障を防ぐために使わないコックも開いてエアーを放出させます。
シューシュー音がうるさい場合は、エアチューブを接続してあげると音を抑えることができます。

 

僕が使用しているブロアー

安永のAP-30Pです。

こちらの製品の音はとても静かで、室内で使用していますが僕はそんなに気になりません。

置き場所にもよると思いますが、想像してたよりもずっと静かですね。

ブロアーってもっとすごい音がすると思っていたのですが。

いただきもののブロアーも使っています。
やはり先ほどの物よりも音はします。

毎日一回逆洗に、数分間切り替わります。
それがけっこううるさいです。

逆洗のほうもパイプをつけてあげれば、音は静かになるでしょうが、めんどくさくてやってません。

完成品を購入することもできる

最初から 塩ビパイプに一方コックがたくさん差し込んである商品もあります。

このタイプの製品は、狭い範囲にコックが沢山あるので、エアチューブがごちゃごちゃしてしまいます。

どのコックがどの水槽につながっているか、わかりにくかったりという難点があります。

また、あまり水槽から離れた位置にコックがあると、
フィルターから出るエアーの量を確認しながらコックを調節、という事ができない場合もあります。

 

こちらのタイプの方が、水槽周りがスッキリします。

ただ、コックの間隔は自分の環境に合わせて、DIYで作った方が快適に使用できるのは間違いないですね。

僕も最初は完成品を買ったのですが、どうもしっくりこなかったので、一方コックを取り外して、作り直してしまいました。

 

アクア系ユーチューバーの方の動画

動画で見るとさらにわかりやすいかと思いますので、ユーチューバーの方の動画もご紹介します。

皆さん非常に丁寧に作業されていますね。

僕も見習わないといけません・・・