水槽のガラス面についたコケ(藻類)。
発生するコケにもいろいろ種類があって、なでるように擦るだけで簡単に掃除できるものから、
一生懸命こすってもなかなか落ちない、頑固なものまであります。
そんな手間のかかる水槽掃除にオススメの、
僕が実際に普段使っている、便利な道具を今回はご紹介します。
アクリル製の水槽では使えないのでご注意!
もくじ
おすすめのコケ取り道具は、金属製のスクレーパー!
オススメの道具、それは「オルファ(OLFA) スクレーパーL型 35LB」。
本来の用途は、ベチャッとこびりついた、何かしらをそぎ落とすための道具。
テープをはがしたときの、こびりついた接着剤のなどに使ったり。
これはアクア用品ではないですが、ぼくが一番お世話になっているコケ掃除道具です。
オルファのスクレーパーの良いところ
刃がステンレス製なので、水中でも難なく使えます。
何年か使用し続けましたが、ぜんぜん錆びないのでありがたいです。
カッターの刃を水槽掃除で使う方もいらっしゃいますが、すぐに錆びてしまうので、個人的にはオススメできません。
ケガしやすいですし、持ちにくいですしね。
オルファのスクレーパーは、ちょうどいい持ち手が付いているので、力が入りやすいです。
(といってもほとんど力は必要ないんですけど)
大きすぎず、小さすぎずで、扱いやすく、小型水槽でも使えます。
ガラス面に発生した頑固な苔も、サッと軽くスライドさせるだけで、大体一発で取り除けます。
僕たちアクアリストを悩ませる、固いスポット上のコケも、このスクレーパーの前では赤子同然です。
価格が安いところもグッド。
あとは、なかなか取れないカルシウムの白い塊も、楽にとることができます。
これは全然たまってない方なんですけど、やってみます。
シャリシャリ。
分かりにくいですけど、きれいになりました。
注意する点
金属製の刃がガラスを傷つけないか、心配になりますよね。
実際、雑に扱うと、ガラス面やシリコンを傷をつけてしまいます。
ですが慎重に扱ってあげることで、水槽のお掃除の大幅な効率アップが可能になることは間違いないです。
では、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。
このスクレーパーはもちろん、アクリル水槽には使えません。
また、カッターの刃ほどではありませんが、それなりに刃先は鋭利になっているので、ケガをしないように注意が必要です。
小さな子供が扱わないようにします。
またガラス面を傷つけないように気を配る必要もあります。
当たり前ですが、尖がっているコーナー部分でひっかかないようにしましょう。
普通にスクレーパーをガラスに当ててスライドさせるだだけなら、傷はつきません。
砂利の付近でガシガシ乱暴に擦ると、砂利を巻き込んでガラス面をガリッ!と傷つけることになるので、注意です。
砂利の近くでは、上から下へ、一方向に擦ります。
もう一つ、刃で水槽のシリコンの部分を傷つけないようにします。
シリコン付近のコケは諦めて、残りはスポンジなどで擦り落とします。
スクレーパーで大まかにとって、仕上げは擦って落とすタイプの道具で、という感じです。
擦る系の道具だと、なんでもいいんですけど、メラミンスポンジが良く汚れを落とせます。
過去に使用したコケ取り掃除用品
フレックス スクレイパー
これはなかなか使いやすかったです。
色が白いので、コケが残っているところが見やすいです。
幅があるので広い範囲を一気に掃除できます。
ただ、使用しているとだんだんエッジが丸くなって、コケをそぎ落とす効果は落ちていきます。
オルファのスクレーパーは切れ味(?)が落ちることなく、相当長持ちしてしまうため、最近ではこれは使わなくなってしまいました。
KENT プロスクレイパー2 S ショート
金属のブレード以外あまりコケが取れなかったですね。
金属のブレードはそこそこ取れますけど、オルファでいいじゃんてなります。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジはかなりオススメです。
オルファのスクレーパーとメラミンスポンジのセットでいいんじゃないでしょうか。
段々と削れていくので、水槽内に目に見えない粒子混ざることが気になる方もいるかも。
ただ、長年使ってましたが、生体に影響は見られませんので、生体への安全性は問題ないと思っています。
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