今回はアナカリスで、専門店で販売しているようなポット入り水草を作ってみたいと思います。
アナカリスは非常に丈夫で、水質浄化能力も高く、メダカや金魚を飼育している水槽にうってつけです。
もちろん、アナカリス以外の有茎草で作ってもOKです。
ちなみに下の画像のような素焼き鉢で作りたい方は、「用意するもの」でオススメの鉢を紹介しています。
程よいサイズで水槽の中に入れてもかわいいですし、画像のように水上栽培で楽しんでみてもいいですね。
もくじ
自作するメリット
金魚は水草をつついたり食べたりするので、底床に直接水草を植えている場合は、しばしば抜けてしまうことがあるのですが、
ポットに固定して沈めておけば安心です。
アナカリス(オオカナダモ)はショップでの販売価格では300円~なので、意外と値が張ります。
また東南アジアから輸入している場合がほとんどなので、輸送によりダメージを受け、購入後に溶けてしまうことも多々あります。
加えて必ず農薬が使われています。
農薬が抜ける前に不用意に水槽に入れてしまうと、エビなどの甲殻類が全滅するという、お約束の事故がおこります。
野外のアナカリスは、採取する場所や時期を選ぶことで、そういったリスクも防げます。
但し自分で採取してきたものでも、田んぼで使用された農薬にさらされているリスクがゼロではありませんので、周辺の様子をしっかり確認しましょう。田んぼの脇にある用水路などは、注意した方がよいでしょう。
用意するもの
アナカリス
近所の川や用水路で、普通に見かけることができます。
採取する際は事故に注意し、なるべく浅くて流れの緩やかな、安全な場所で採取します。
ちなみに採取している時はちょっとだけ恥ずかしいので、一目に付かない場所で採りましょう(笑)
前述の通り、田んぼの用水路などは農薬に注意です。
上部式フィルター用ウールマット
ポット
下の画像の水耕栽培用のポットがおすすめです。
チャームさんで扱ってます。
もし販売したい場合は大きなロットで安く購入しましょう。
ちなみに、素焼きのポットで丁度いいサイズのがあるので紹介しておきます。
ホームセンターなんかには置いてないんですよね~。
探すのにちょっと苦労しました。
ただし、ウールで巻き付けて入れるのは、紹介したものより少しやりにくいかもしれません。
ソイルなんかを入れて、小分けで栽培したい場合にいいと思いますよ。
砂利(石)
砂利(石)はなんでもよいので、ホームセンターで購入するか、その辺に落ちてる砂利を入れてもOKです。
すき間からはみ出でて落ちないようなものを選びます。
作り方
ウールマットをハサミで幅2cm程に切る
ポットに石を入れる
おもりとして砂利を入れておかないと、浮いてしまいます。
アナカリスを並べる
カットしたウールの上にアナカリスを並べてきます。
5~6本が適量かと思います。
ウールは水を含んでいた方が綺麗に巻きやすいです。
巻き付ける
はみ出た部分をカットする
ポットに詰め込む
完成
野外で採取したアナカリスは、 エネルギーを蓄えているためか、水槽に入れてから最初の一週間は成長が早くて驚くほどです。
そのうち成長スピードが落ち着いてきて、淡い色で厚みの薄い葉が出てくるようになります。
採集した時の肉厚な感じにはなかなかなりません。
水槽と自然の川では、あらゆる面で条件が違うのでしょうね。
さいごに・・・作ったポット巻アナカリスを売ってみよう
今回ご紹介した水草ポットの作り方、いかがでしたでしょうか。
制作に一個あたり数十円しか掛かっていません。
ショップでは300円程で販売されているので、もしうまく販売できれば十分利益が出そうですよね。
問題は販売の方法ですね。
一番最初に思いつくのはヤフオクやメルカリです。
やったことある方はお分かりかと思いますが、落札者一人ひとりにメッセージ・梱包って、かなりめんどくさいんですよね。
商品の単価が低いと、全く割に合わないと気が付きます。
さて、皆さんは今まで道の駅や農産物直売所で、ホテイアオイやメダカを販売しているのを見かけたことはありませんか?
このポット巻アナカリス、そういった所で結構売れちゃいます。
時期にもよりますが、副業として月2~3万円程度は簡単に稼げますよ。
実際に販売するために、あとは梱包が重要になってきます。
適当に袋に入れるだけでは見栄えがしないし、持ちが悪いので。
次回は梱包の方法をご紹介したいと思います。
ではまた!
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