通で乙な小型美魚、ミクロラスボラ・ハナビ。
ド派手な感じはありませんが、見ていて飽きない、渋い魅力があります。
実際にぼくが飼育しているミクロラスボラ・ハナビの情報を交えながら、
この魚についてまとめていきます。
ミクロラスボラ・ハナビの飼育
ちょっと神経質そうな見た目をしていますが、育成しやすい魚だと思います。
やや臆病なところはありますが、飼育密度がそこそこであれば、堂々と水槽内を泳いでくれます。
少し食が細いので、ガツガツと餌を食べることはありません。
ですが、しっかり目に餌をあげれば、ネオンテトラなどの小型魚と混泳している水槽でも飼育可能です。
混泳する場合魚の大きさは、ハナビと同じくらいに揃えた方がいいです。
体の大きさに差があると、成長が止まってしまう事があるからです。
ショップで販売されている個体は、小さめのものが多いです。
購入からしばらくは、単独飼育飼育の方がいいでしょう。
似たような渋い魅力の、ミクロラスボラ(ダニオ)・エリスロミクロンがいますが、
ハナビの方が飼育しやすい印象があります。
エリスロミクロンの方がさらに食が細く、臆病で、成長が遅いような気がします。
オスとメスの違い
オスとメスの違いを確認しましょう。
現在若い個体が多く、写真が少しわかりずらいかもしれないので、成熟したオスメスがもっと増えれば写真を更新していきます。
ミクロラスボラ・ハナビは、成熟していない個体では、オスメスともに判別が少し難しいです。
ショップで販売されているような小さな個体だと、判別はあきらめた方がいいでしょう。
繁殖を狙う場合は、多めに買ってしまいます。
オス
オスは成熟してくると、体色が濃くなります。
また、ヒレのオレンジ色が濃くなり、尻ビレには黒い模様が出てきます。
上の画像の個体はやせていて体も小さく、参考になりにくくてすみません。
まだヒレの色があまり出ていない若魚。
尻ビレに模様から、雄の個体と思われます。
メス
まだ若い雌です。
雌の体色は全体的に薄く、ヒレのオレンジ色も控えめです。
体の模様も、雄と雌では形が異なっていますね。
ミクロラスボラ・ハナビの繁殖はかんたん
この魚の繁殖はとても簡単な部類です。
僕も以前繁殖をやってみましたが簡単に楽しむことができました。
飼育していたら、勝手に稚魚が泳いでいることも珍しくありません。
繁殖にチャレンジされている方は沢山いるようで、ネットで繁殖について検索すれば情報が豊富に見つかります。
国内ブリードの物が流通するくらいですもんね。
ミクロラスボラ・ハナビの産卵形態はいわゆるバラマキ型です。
ウィローモスを沈めておけば、そこに卵を産み付けてくれます。
あとは卵を回収して、別水槽で管理します。
詳しい情報は、現在飼育しているハナビが産卵できるくらいに成長し次第、
お伝えしていこうかと思います。
YouTubeで動画を探してみると、繁殖をされている方がいらっしゃいました。
いろんな人の飼育環境を見るのが、飼育・繁殖レベルアップの一番の近道です。
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