今回はアカヒレについてまとめていきます。
熱帯魚のカテゴリーに割り振ってしまいましたが、アカヒレは熱帯魚ではありませんのであしからず。
あまりに馴染みのある魚すぎて、自分で飼育したことがありませんでした。
原点に立ち返り、育成から繁殖まで自分自身でやってみることにしましたので、
その様子は記事の後半でご紹介します。
もくじ
アカヒレとはどんな魚?
中国原産のコイの仲間です。
熱帯魚屋さんで安価で販売されており、非常にポピュラーな魚です。
なんと原産地ではすでに絶滅したと考えられています。
この世で一番飼いやすい魚?
アカヒレは低温に強く、室内であれば越冬することが可能な魚です。
そして、非常に強健な種で、初心者でも簡単に飼育することができます。
体長は4㎝程度と大きくならず、温和な性質なので色んな種類の魚と混泳できます。
僕は、アカヒレはメダカや金魚よりも、圧倒的に飼いやすい魚だと思います。
メダカの飼育って言うほど簡単じゃなくない?屋内飼育めっちゃ難しいけど。
メダカは日光が必要であり、金魚は病気になりやすく巨大化するので、どちらかというと、飼育は難しい魚なんですよね。
簡単に飼育できて、大きくならない。
日本でも冬を越せる魚は割と少ないので、アカヒレは初心者に最適です。
体色も割と派手なところも良いですね!
アカヒレよりも飼育が簡単な魚っていうと、今のところ他に思いつきません!
アカヒレの種類
アカヒレ
非常に丈夫なため、コップのなかでも飼育できるほど、というところからコッピーという名前で販売されることもあります。
実際は普通のコップの中では狭すぎますが、もう一回り大きい容器であれば飼育可能です。
とても丈夫な魚なため、ボトルアクアリウムに入れる生体としても適しています。
熱帯魚屋さんでも、小さいサイズだと数十円~と安価な価格で販売されています。
そのためエサ用に利用されることも多いです。
Sサイズで販売されているアカヒレは、通常販売されているヒメダカよりもずっと小さいサイズですので、
肉食魚の幼魚などのエサとして重宝されます。
小さいサイズは体力がなく、死んでしまいやすいので、なるべく丈夫な大きいサイズのアカヒレを買うようにしましょう。
ゴールデンアカヒレ
アカヒレのゴールデンタイプです。
通常タイプのアカヒレと同様に飼育することができます。
見た目が派手ですので、熱帯魚と混泳させても良く馴染みます。
ロングフィンアカヒレ
通常のアカヒレよりも、よりヒレが長くなる品種です。
カージナル・アカヒレ”ロングフィン”
ヨーロッパでブリードされているアカヒレです。
ロングフィンと呼ばれるアカヒレとは、ヒレや体色の表現が異なるようです。
流通量が少なく、現在ではそれなりに希少な品種なのだとか。
ぼくの飼育しているゴールデンアカヒレ
現在我が家ではゴールデンアカヒレを10匹程飼育しています。
画像のゴールデンアカヒレは、撮影の3種間程前に購入したものです。
購入当初はとても小さく、弱々しかったのですが、一回り成長してたくましくなりました。
やっぱりゴールデンタイプのお魚は、かわいさ倍増ですね。
エサの食いつきも良く、食欲旺盛なので成長がはやいです。
よく見ると体色に黒いシミがある個体が結構います。
シミの無い綺麗な個体もいるのですが。
遺伝的なものなのか、成長によってシミが出てくるものなのでしょうか。
熱帯魚との混泳も問題なし
大人しい小型の熱帯魚と一緒に飼育しています
混泳は全く問題はありません。
同居している魚は、ミクロラスボラ・ハナビ、レッドテトラ、グローライトテトラ、ルリーシュリンプです。
ゴールデンアカヒレは熱帯魚と一緒に水槽に入れても、遜色ない華やかさがあります。
繁殖にチャレンジ
アカヒレは繁殖もとても簡単な魚です。
水底にバラまくタイプの産卵形態をとります。
といっても、やったことないんですが(笑)
まだ十分に成熟していないのですが、おそらくあと1~2か月ほどで産卵行動を観察できるようになるかと思います。
進展があれば繁殖について更新していきます。
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